ステンレス鋼にはおよそ200種類の鋼種があり、合金元素含有量や金属組織によって機械的性質、耐食性などもさまざまです。
例)SUS420J2では
となります。
ステンレス鋼の意味には、
があります。
3桁の数字が鋼種の意味になり、大まかには以下の4種類に分類できます。
また、鋼種の内訳は、
よってSUS420J2は、Fe-Crマルテンサイト系ステンレス鋼・日本独自鋼種タイプ2となります。
SUS304に代表されるオーステナイト系ステンレス鋼は金属組織が両心立方格子で、延性に富み加工性に優れています。溶接性、耐食性、高温強度にも優れ、600℃での引張強さは炭素鋼の8kgf/muの約3〜5倍で、高温機械部品に最適です。またー200℃程度の極低温で、シャルピー衝撃値が室温と変わらず、超電導機器、液化LPG機械部品として多く使用されています。オーステナイト系ステンレス鋼は非磁性であるため、一部の電子部品、医療機器、特殊兵器にも使われています。